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第15回バイオテクノロジーフォーラムで発表しました

2022年12月3日
細胞のイメージ画像

株式会社バイオフロンティアは、2022年12月2日に開催された第15回バイオテクノロジーフォーラムにて、当社の研究成果を発表いたしました。本フォーラムは、バイオテクノロジー分野の最新動向と将来展望を議論する国内有数の学術集会です。当社からは、がんの早期診断biomarkerの開発に関する研究発表を行い、大きな注目を集めました。

発表の概要

  • 演題: “Development of novel early diagnostic biomarkers for cancer using AI-driven multi-omics analysis”
  • 発表者: 鈴木一郎(株式会社バイオフロンティア バイオインフォマティクス部 部長)
  • セッション: がんの早期診断と予防

発表内容

  1. 研究の背景と目的
    • がんの早期発見の重要性と現状の課題
    • マルチオミックス解析とAIを活用したバイオマーカー探索の有用性
  2. 研究方法
    • 早期がん患者と健常者の血液サンプルを用いたマルチオミックス解析
    • AIアルゴリズムによるバイオマーカー候補の同定と絞り込み
    • 候補バイオマーカーの検証実験
  3. 研究結果
    • 新規の早期がん診断バイオマーカー「BF-Marker1」を同定
    • BF-Marker1は、複数のがん種で高い診断性能を示した
    • BF-Marker1の発現量は、がんの進行度と相関することを確認
  4. 考察とまとめ
    • BF-Marker1の早期がん診断biomarkerとしての有用性
    • AIを活用したマルチオミックス解析の有効性と今後の展望

フォーラムでの反響

当社の発表に対し、フォーラム参加者から多くの質問と関心が寄せられました。特に、AIを活用したマルチオミックス解析によるバイオマーカー探索の手法と、BF-Marker1の臨床応用の可能性について、活発な議論が行われました。当社の研究アプローチが、がんの早期診断の進歩に大きく貢献することが期待されます。

今後の展開

当社は、本研究で得られた知見を基に、以下の取り組みを進めてまいります。

  1. BF-Marker1の大規模臨床検体での検証
  2. BF-Marker1を用いた早期がん診断キットの開発
  3. AIを活用したマルチオミックス解析の他のがん種や疾患への応用
  4. 製薬企業や診断薬メーカーとの共同研究の推進

がんの早期発見と予防に貢献する革新的な技術の開発を通じて、患者さんのQOL向上と健康長寿社会の実現に尽力してまいります。

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